こんにちは、みなゴルフコーチです
突然ですがゴルフクラブはL字って思ったことありますか？
そう言われてみればL字だけど考えたこともないって方が多いのではないでしょうか？
ゴルフクラブがL字だと何か意味がありますか？って思われると思います
そうなんです！ゴルフクラブがL字なことがとっても重要なんです
今からゴルフクラブがL字だとなぜ重要なのかをお話していきたいと思います
重心
野球のバットやテニスのラケットは重心がシャフト（グリップ）の延長線上にあります
基本道具を使うスポーツは手でグリップを握って球を打っています
要は手の延長線上に球を打つ場所があります
上記の図のように赤線上にボールを当てる場所があります
なのでボールとの距離を手の延長線上に合わせればいいわけです
ではゴルフクラブはどうでしょうか？
上記の図を見ていただければわかると思いますが赤線上の延長線上はクラブのネック（付け根部分）になります
クラブのネックに球が当たればゴルフは重大なミスになります
いわゆるシャンクとよばれ球がすぐ右横に飛んでいってしまう現象になります(とっても危険な打球です）
ゴルフクラブは他の道具と違って重心がグリップの延長線上にない特殊な構造をしていていることがゴルフを難しくしている要因だと思います
しかし重心位置が手元と離れているため地面に置いた球を高く遠くに打てるしスピン（フェース面にある溝も関係しています）がかかるといゆう利点があります
上手く打つために
重心がグリップの延長線上にないためにインパクトは手元を球より手前に置いておく必要があります
そしてゴルフのクラブはシャフトの延長線上に鉄の鉛（ヘッド)が付いています
例えば長い鎖の延長線上に重い鉄の鉛が付いていたとします
もしゴルフスイングのように内側（イン）から振っていったら先に付いている鉛は遠心力で右前（インサイドアウト）方向に行こうとするのはおわかりでしょうか？
重心が手元の延長線上にないため手元を手前に置いておく必要があるのに、更にクラブが遠心力によって外に行こうとする力を自分でコントロールしていく必要があります
そのために手元をアドレスの位置より左に引っ張っていくイメージで振っていきます
私がレッスンしている生徒さんに手元を引き付けながら左に振ってくださいと言うと「元の位置に戻さないと当たらないのではないでしょうか？」とよく質問されます
動画でインパクトの手元の位置をみてもらうとほとんどの方が元ある位置よりかなり前方に出てしまっています
元ある位置よりさらに近づけて打ってみて下さいと言って打っていただくと先ほどよりは元の位置に近づいていますがそれでも前方に出ていて動画を見てやっと納得される方が多いです
↑アドレス ↑インパクト
意識して振ってもらってもインパクトはこれぐらい手元が前に浮いてしまっています
飛球線方向に振っていかず左に振り抜いていくことがうまく打つコツですね
まとめ
- ゴルフクラブは重心がグリップの延長線上にない
- 手元を体に引き付けて左へ振っていく
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